映画『海賊とよばれた男』を観た
日本映画の話題作が目立った2016年。
そんな1年の締めくくり、というワケではありませんが
映画『海賊とよばれた男』を観てきました。
原作百田尚樹さん、監督山崎貴さん、主演岡田准一さんの組み合わせは
実際の出来事、人物をベースに、一部脚色が入っている実話を元にしたフィクション
という点で永遠の0の時と同じパターン。
客目線でも安定と実績のコンビネーションと言えるのではないでしょうか。
主人公のモデルとなった出光興産の創業者である出光佐三氏。
彼と彼の会社の職員が、出光興産(作品では国岡商店)を小さな油屋から日本を代表する大企業にまで成長させ、が権力や世界を相手に戦い、戦後の日本を支えてきた
過程やドラマが描かれている作品。
原作がハードカバー上下巻で発売された分量の多い小説で
それを約2時間30分の映画としてまとめた作品なので
原作を読んでいるとやや駆け足な印象を持つこともあるかと思いますが、
そこまで説明不足に感じる場所はありませんでしたし、
映画から入ったとしてもちょっと演出がやりすぎ(美化しすぎ)
に感じるシーンもあると思いますが、
逆に映画から観て、映画を観た後に出光さんについて調べてみたり、
原作を読んでみるとその辺の謎が腑に落ちると思うので、
どんな入り方でも楽しめる作品だったんじゃないかなーと思います。
※以下ネタバレあり
続きを読む
お客様様が好き勝手にアニメを語る ♯2016年秋
2016年もあっという間。
今年の秋アニメは前作がヒットしたシリーズものの続編が多い&強い。
最初私が観ているものの中にそういうのが多いだけかと思っていましたが、
私が観ていないものの中にもそういうのが結構あるみたいです。
今年は春アニメを丸々すっとばしたのもあってか
あまりアニメを見た印象がないのですが、
注目作が多い秋アニメがそんな気持ちを吹き飛ばしてたらなって感じです。
以下記録帳
続きを読む
お客様様が好き勝手にアニメを語る ♯2016年夏
まずは
お客様様が好き勝手にアニメを語る ♯2016年春
は一切の春アニメを観ていなかったのでやりようがありませんでしたw
というのも以前程アニメを楽しいと思わないモードに入っていて
このままアニメを観なくなるかも!?
と一時は思っていましたが、ちゃっかり夏アニメは見ていますw
とはいえ春アニメの時と違い視聴本数0と言うわけではありませんが、
以前程アニメを楽しいと思わないモードは続いているので、
観ている本数も記録帳の内容も淡泊ではありますが
リハビリ的に再開です(大袈裟
続きを読む
シン・ゴジラを観て来た
MX4Dで観られる映画館でMX4Dで観られなかったのは我ながらイケてないけど観てきました、シン・ゴジラ。
— ナリヤ (@nariya3pkmn) 2016年8月1日
デデデン デデデン デデデデデデデデデン pic.twitter.com/MCSdT2xEFN
話題の映画、シン・ゴジラを観てきました。
彼らしい、というかエヴァンゲリオンテイストがたっぷり使われた作品で
現実(ニッポン)対虚構(ゴジラ)
といううたい文句を裏切らないというか、
現実世界にゴジラっていうスーパー非現実がやってきたら日本はどう
立ち向かうのかという内容の群像劇でした。
お話として見応えがある内容というより、
MX4D上映などの技術的な部分を含めた試みが面白い映画だなって思いました。
アイディアに対してお金を払う価値がある、見応えがある感じで、
私は残念ながらMX4Dでは見られませんでしたが、3Dでもいいので、
できるだけハイテク上映で映画というよりもアトラクションで観る映画なのではないかなって思いました。
特に冒頭ではハイテク上映を意識しまくった仕掛けが沢山あっていい感じでした。
特撮映画で育った人が最新技術を使ってCGフル活用ではなくて敢えて特撮映画を作ったみたいな雰囲気を感じさせる試みも好きです。
以下ネタバレ気にしないパートなのですが、
粗さがしみたいな感想になってしまいました。
国防や被爆国としての日本など、政治的なメッセージ等もこの映画からは見受けられましたが、考察というよりも
これどうにかならなかったのかなという不満から、願望なんかを書きなぐっています。
以下ネタバレあり
続きを読む
ポケットモンスター赤・緑・青・ピカチュウ
今では大人気シリーズとなったポケットモンスターシリーズの第一作、
ポケットモンスター赤・緑
が発売されて20周年。
2年前の年末にポケットモンスタールビー・サファイアのリメイク版である
ポケットモンスターオメガルビー・アルファサファイアが発売された時に、
僕が私がはじめてプレイしたポケモンシリーズのリメイクといった反応が沢山ありましたが、その時同様、物心ついたころにはポケモンシリーズが当たり前にそこにある事が当たり前になってきている事を感じさせられます。
20周年を記念して任天堂3DSのヴァーチャルコンソール
(ファミコン過去のハードで発売されたソフトを最新のハードで遊べるサービス)
版ポケットモンスター赤・緑・青・ピカチュウがリリースされたり、
20周年の思い出をおのおのの形で表現している人がインターネッツに沢山いますが、
私も初めてポケモンを手にしてプレイした時の思い出を思い出しながら、
ここに書いてみる事で乗っかろうと思います。
続きを読む
お客様様が好き勝手にアニメを語る ♯2016年冬
2016年も引き続き私のアンテナに触れた主にアニメの記録帳としてこのブログを活用していこうと思っています。
個人的に今期はグッとくる作品が少ないです。
ラノベ&マンガ原作のアニメが多いのはいつもの事ですが、
大人気ソシャゲ原作や、日常アニメ通称「きらら枠」、もしくはジャンプ作品など
話題性の高いアニメが存在せず全体的に小粒、かつ内容的を見ても
インパクトのある出だしの作品が存在しないので小粒な印象。
それでも、ここ最近の傾向だと、フックのある第一話で話題性と関心を集めるのはいいけれど、
後が続かず終わってみれば凡庸というアニメが少なくないので
それとは逆に終わってみれば面白かったと呼ばれるようなアニメが出てきてくれたらいいなーって期待してます。
続きを読む